播州織

<h2>播州織</h2>

幕末の志士 坂本龍馬を描いて人気のNHK大河ドラマ『龍馬伝』。幕末を駆け抜けた英雄を演じる福山雅治さんの、凛としたたたずまいを彩ったのが、播州織の袴です。撮影に使用された袴と同じ、グレーに黒の縦じまが入った生地で作った「龍馬ジーンズ」は、西脇市・播州織工房での限定販売にも関わらず、全国から注文が相次ぎ、若者を中心に静かなブームになっています。裏地には、龍馬の名前にちなんで、天空をかけるかのような馬と龍があしらわれたこだわりの逸品です。

いかなごくぎ煮

<h2>いかなごくぎ煮</h2>

一番美味しいといわれる3センチほどに成長したいかなごの稚魚を 「新子」と呼びますが、毎年2月下旬から3月初旬に、播磨灘や大阪湾で 新子をとるいかなご漁が解禁になります。スーパーでは「いかなご入荷しました」のノボリが並び、特設コーナーが 設けられるなど、春の風物詩としてすっかり定着しています。 「いかなごのくぎ煮」は、とれたばかりの新子を醤油や砂糖(ザラメ)、 みりん、生姜などで甘辛く煮詰めた佃煮。ご飯が何杯でもススム逸品です。

有馬人形筆

<h2>有馬人形筆</h2>

光沢を放つ色とりどりの絹糸が、幾重にも巻かれた美しい筆。筆先を下に向けると可愛い人形がひょこっと筆のなかから顔をのぞかせます。針金と糸とでつくられるというカラクリ筆ですが、その愛らしさに何度も筆を上下させ、遊んでしまいます。有馬人形筆のいわれは古く、御子ができないことを嘆いた孝徳天皇がお妃と有馬温泉に逗留されたところ、皇子誕生となったという古書にちなみ、室町時代に伊助という筆職人が作りだしたといわれます。現在の西田光子さんまで、約450年続く伝統の逸品です。

明珍風鈴

<h2>明珍風鈴 </h2>

兵庫県指定の伝統工芸品である「明珍火箸」の作家である 明珍(みょうちん)宗理さんが社会や文化の発展に貢献した個人、 団体に贈られる「日本文化デザイン賞」(千住博受賞委員長)の2003年度大賞を受賞されました。 明珍さんは、平安時代から続く甲冑師の第五十ニ代当主で、 戦後、火箸風鈴を考案。これまでにも日本オーディオ協会の 「音の匠」などに選ばれた実績を持ちます。 鉄を何度も焼き、叩くことで鍛えあげた「明珍火箸」が奏でる 明珍風鈴の透明感のある涼やかな音色はまさに匠のなせる技。 是非この音色をお楽しみください。

手延べそうめん 揖保乃糸

<h2>手延べそうめん 揖保乃糸</h2>

氷をいれた器にうかぶ、真っ白なそうめん。刻んだネギやショウガといった薬味とともに味わう、ツルツルッとしたそうめんの美味しさは、暑い季節に涼をよぶ夏の定番です。 兵庫県たつの市を中心とした播州地域でつくられる『手延そうめん 揖保乃糸』は、全国シェア三割をこえる生産高日本一のブランドとして知られています。 この地で発見された約600年前の古文書にも「サウメン」の記述がみられるなど歴史は古く、播州平野を流れる揖保川の清流、赤穂の塩など地域の原料にも恵まれ、江戸時代には本格的なそうめん造りへと発展。以来今日まで伝統の製法を大切に受け継ぎながら、日本一のブランドを築いてきました。

山田錦

<h2>山田錦</h2>

神戸市東部から西宮市にかけての湾岸沿いに、日本酒の蔵元が数多く点在する「灘五郷」。清酒のシェア3割を占める、全国有数の酒処として知られています。その歴史は古く、14世紀の室町時代から酒造りが盛んになったといわれています。灘五郷が発展を遂げた理由には、酒造りに最適な「宮水」、伝統の技を受け継ぐ丹波や但馬地域出身の「杜氏」などさまざまな要因がありますが、とりわけ酒米品種『山田錦』の存在なくしては、語り得ないものといえます。